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トップページ » 商品一覧 » 火縄銃・古式銃 » 火縄中筒 榎並勘左衛門 (GU-08122)
榎並勘左衛門重泰作、在銘で年紀も入って完全品。状態最高で久々の良銃登場です。

火縄短中筒 榎並勘左衛門 重泰作 弘化三丙午年仲春 鉄筒 銀象嵌、

Antique Gun Hinawatantyuzutu [Enami Kanzaemon Sigeyasu]


火縄短中筒 榎並勘左衛門 重泰作 弘化三丙午年仲春 鉄筒 銀象嵌、

品番:GU-08122
価格 (price)御案内終了/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

国・時代: 堺 ・ 江戸時代末期  弘化三丙午年仲春  1846年 春
 

種別:  火縄式銃砲
銘文:  榎並勘左衛門 重泰作 弘化三丙午年仲春
全長:  98.0cm  銃身長:70.0cm  口径:1.9cm
登録:  東京都  平成20年

【解説】江戸時代から幕末にかけて造られたと思われる在銘火縄式銃です。銘は、榎並勘左衛門 重泰作。榎並勘左衛門重泰は堺鉄砲鍛冶の第一人者です。本作は名人の作と納得できる仕上がりの一丁です。通常の戦闘に用いられていた軍銃の口径は大体八匁弾(鉛弾径約17ミリ)ですから、この火縄銃は口径が大きめです。全長が短い短中筒(侍筒)と呼ばれた銃です。これらの銃は人を撃つと言うより、陣中に撃ち込んだり、城を目掛けて撃ち込んだりして、敵に脅威を与える目的に使われていたものと考えられます。筒が太いので手に持つと、その重量に驚かされます。このような重い銃をかまえて撃ったのか?腰だめで撃ったのか?昔の人は力持ちだったのだろうと感心させられます。銃身(筒)は鉄製で銀で外の一文字を象嵌。火縄ばさみにも珍しい銀象嵌。また玉縁は八角形のオクタゴンとなり、こちらも銃に格式を与えていて、その凝りようから身分の高い御方の持物であったと伺い知れます。カラクリも完全であり、台木も当時のままの良好な保存状態で,火皿の火穴から銃口までは貫通しています。写真の通りで鉄部の状態は最高です。免許を取り手入れすれば実射も可能な状態にあります。侍筒は一般戦闘員が持つものでは無かったので現存するものが少ないですし、これほど程度よく保存されているものは今後もなかなか出てこないものと思われます。飾り台は非売品です。
 

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